一貫してティリオンを愛していた(はずの)シェイ。しかし最後はティリオンを裏切り、タイウィンと寝ているところをティリオンに殺害されてしまいます。
ティリオンを愛していたが故に、サンサと結婚し自分を遠ざけようとするティリオンを憎み裏切ったと思っていましたが・・・。実は初めからタイウィンの手先だったのではないかとも思えます。
シェイの行動
まずはシェイの行動を。
ロブ・スタークとの合戦時、ティリオンとシェイは出会う。
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お互いに惹かれあった二人、タイウィンの命令を無視しティリオンはシェイをキングズランディングに連れて行く。
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身元を隠すためサンサの侍女になる。
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サンサと結婚することになったティリオン、シェイの安全を考えてエッソスへ行かせようとする。最初は拒むものの結局エッソスへと旅立つ。
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ジョフリー殺しの裁判の証人としてキングズランディングに呼ばれ、ティリオンを貶める証言をする。
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タイウィンと寝ているところを脱獄したティリオンに見つかり殺害される。
ティリオンを愛していたのか
シェイに関して重要なことは「本当にティリオンを愛していたのか」かと思います。
ここに関しては本当に愛していたと思います。
常にティリオンに尽くしていましたし、ティリオンの結婚相手のサンサの侍女もこなしていました。エッソスへ行くように言われた際に怒っていたのも愛していたが故かと思います。
■サンサと結婚するティリオン
ティリオンとの関係が悪化したのは、サンサと結婚することになったティリオンがシェイを遠ざけようとしたから。
シェイの身を案じて遠ざけようとしましたがそれが納得できないようでした。
■裁判での偽証
結局、愛情が憎悪に変わってしまいジョフリー殺しの裁判でティリオンを貶める偽証をします。
タイウィンといつから関係を持っていたのか
裁判での偽証の後シェイはタイウィンと寝ていました。タイウィンのことを「獅子様」と呼び親しいようでしたが・・・。
タイウィンとシェイ
そもそもタイウィンとシェイの出会い(と思われる)は、
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サーセイからタイウィンにシェイのことが伝わる
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シェイが裁判で偽証
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寝ているところをティリオンに殺害される
というものでした。
元々タイウィンと繋がっていたのか
とはいえ、以前からタイウィンと関係が有った可能性もあります。
理由は2つあります。
1.タイウィンはやたらとシェイにこだわり、ティリオンにシェイと別れるように命令する
2.短時間でタイウィンと親しくなっている
1に関しては、ティリオンが嫌いなタイウィンの嫌がらせかなと思いましたが・・・。wikipediaを見るという暴挙をしてみたところ、タイウィンはティリオンに限らず娼婦を禁じていたようです。
2に関しては、まあシェイが人身掌握術に長けていたんでしょう。
やはり、元々シェイとタイウィンが繋がっていたという可能性は低いと思います。
結局いつ裏切ったのか
やはり結局のところ、サンサと結婚し自分を遠ざけようとするティリオンに逆恨みして裏切ったとだけかと思います。
そもそもシェイをスパイかのように使うメリットがタイウィンには無いと思います。
最後に
個人的にシェイは頭の良い人間だと思っていました。ティリオンの想いを理解してエッソスに渡り幸せに暮らすものかと・・・。
ところがどっこい、ブチ切れてティリオンを貶めるために裁判で偽証という幼稚すぎる行動に。これには多少がっかりしました。その分ティリオンの悲しみが引き立てられましたが・・・。
終始自由に生きてきたシェイ。ティリオンが好きな私としては裏切ったシェイは好きではないですが、存在感のある魅力的なキャラでした。