常々疑問に思いながら、はっきりとした答えが出なかったこの問題。これを解決したい。
そんなこと疑問に思ったことは無い、という方は何もおかしくありません。私がおかしいだけです。
値段とは
そもそも値段の高さとは何か?を考えると、これは売値の絶対値ではない。例えばウインナー(シャウエッセン)1袋200円なんだけど、この「200円」という部分だけをみて高いか安いかは判断出来ない。
つまり、それに200円の価値があると判断できれば妥当な値段になるし、そんな価値は無いと思えば「高い」となる。
じゃあウインナーにその価値は無いか?と考えてもやはり価値はあると思う。にもかかわらず高いと感じてしまう。この矛盾、むず痒さの正体とは。
グラム当たりで考える
1g当たりの値段を考えてみる。
1袋127gで200円なので1g当たり1.57円。つまり100g当たり157円。
これは安価な豚肉と同じくらいなので、グラム単位で考えると高価ではない。
体積で考える
一つ一つの大きさにはばらつきがあるが、おおよそ上図の大きさ。つまり体積は約22立方cm。簡略化するため円筒状で考えている。
1袋に6本入っているので、一本あたりの価格は33円。
したがって1立方cm当たりの価格は1.5円。
これだけだと判断出来ないので、比較対象として計算しやすいベーコンを考える。
種類は様々あるので一概には言えないが、スーパーにあるブロックベーコンで計算する。
価格は300円。大きさは約10cm×4cm×3cmなので体積は120立方cm。したがって1立方cm当たりの価格は2.5円。
つまり1立方cm当たりの価格で考えるとウインナーよりもベーコンの方が高いということになる。
個人的にベーコンというのはそこまで高価に感じていない食材である。にもかかわらず、1立方cm当たりの価格はベーコンの方が高価という結果になった。
結局何なのか
これは調理の仕方(食べ方)が原因であると考えられる。
ベーコンは薄切りや小さく切ることが多いが、ウインナーの場合は半分に切るか丸ごと1本という調理法が多いと思う。
その結果体積当たりの値段は高くなくとも、一口当たり食べる量は多くなる。その結果、満足度に対して高価だと感じてしまうというのが結論である。
どうすればいいのか
上の結論から考えれば明らかである。それは、細かく切ることで一口当たり食べる量を減らすということである。
これは使う料理にもよるが例えばチャーハンとかがオススメだろう。細かく切ってもウインナーの風味を感じられる。
とはいえ個人的にはボイルしたウインナーを丸ごと食べるのが好きなので、この丸ごとボイルで食べ続けようと思います。