時をかける少女とは
時間を跳躍する不思議な能力を持つことになった少女が、未来から来た青年との出逢いなど、さまざまな経験を重ねていく物語。タイムトラベルもののSFに青春、恋愛、学園ものなどの要素を織り交ぜた、正統派少年少女向け小説である。
wikipediaより
タイムトラベルをして過去に戻り、未来を変えていく話です。
その間に青春っぽい描写もあったり・・・というなかなか興味深い映画。
ジャノス・スリントと何の関係が?
ジャノス・スリントは少女でもないしお前は一体何を言っているんだ?
そう思った方ちょっとお待ちください。
個人的にキャラとしては大好きなジャノス・スリントさん。過去にはこんな記事も↓
で、ジャノスさんを見てて常々思うのは「あ~あの時その選択をしなければ今頃・・・」ということ。
そんなわけで、時をかける少女おじさんとしてもしジャノスさんがタイムトラベル能力を身に付けたらどう行動するべきかを考えていきたいと思います。
ゆけ!時をかけるおじさん!
まず、基点となる行動を洗い出します。
・エダード・スタークを裏切る
・落とし子を殲滅
・ティリオンに壁送りにされる
・アリザーとつるむ
・ジョン・スノウに楯突く
ポイントとなるのはおおよそこんなところ。
エダード・スタークを裏切る
初っ端から裏切るジャノスさん。
ジャノスさんは打算的に行動した(サーセイに貴族にしてもらうため)結果ですが、これはベストな行動だったでしょう。
もしエダード側についていたら、キングズガードとシティウォッチは戦いになりジャノスさんも無事ではなかった可能性が有ります。
時をかけるおじさん⇒このままでいいぞ!
落とし子を殲滅
ここは上から命じられてやっちゃう所ですね。
もともとジャノス・スリントはシティウォッチ総帥というだけで貴族ではなかったものの、エダード・スタークを裏切り貴族にしてもらう。
で「やることはしっかりやれよ(意訳)」と上から発破を掛けられるわけです。
倫理的にどうかと思うんですが、やらなければジャノス自身に身の危険がありますよね。おそらく貴族から下ろされるだけでは済まなかったはず。とすればやる以外選択肢は無いように思います。
このせいでティリオンの逆鱗に触れて壁送りにされてしまいますが、命があるだけましでしょう。
時をかけるおじさん⇒このままでいいぞ!
壁送りにされる
ここはジャノスさんには避けられない運命です。
そもそもなぜ壁送りにされたのかというと、
1.王の手ティリオンとしては、前任の王の手(エダード)を裏切るような人間を身近に置いておきたくない
2.落とし子を手にかけた行為がティリオンを怒らせる
ということ。
1に関しては上で述べたように、そもそも裏切らなければジャノスさんは亡くなっていた可能性が高いのでどうしようもない。
2に関してもやらなければジャノスさん自身が危険だったのでどうしようもない。
つまりどうしようもありません。壁送りにされた後どうするかを考えるのが建設的かと思います。
時をかけるおじさん⇒このままでいいぞ!
アリザーとつるむ
壁送りにされたジャノスさんはアリザーと仲良しです。共にジョンを嫌いという点で気が合うんでしょう。
しかしアリザーはジョンに敗北するので、結果論で言えばジャノスさんはジョンとつるんでおくべきです。
とはいえ立場上ジョンとベタベタするのは難しいと思うので、アリザーとは適度に仲良くしておきアリザーが反逆しようとしたらサッとジョンに乗り換えるべき。
時をかけるおじさん⇒アリザーとは適度な距離感で付き合い、頃合を見計らってジョンに乗り換えろ!
ジョン・スノウに楯突く
ここはジャノスさん最大の愚行です。絶対にやめてください。
時をかけるおじさん⇒ジョン・スノウにはヘコヘコしろ!
で、どうなるか
タイムトラベルをし行動を改めれば処刑されることは無いでしょう。
もともとシティウォッチ総帥だったので優秀な人間なのかもしれない(野人との戦いでは隠れてたけど)ですし、生きてさえいればどうにかなったでしょう。
あらためて見ると、ジャノス・スリントさんは壁送りにされた後の行動が問題だっただけですね。それ以前はどうしようもなかったというか、時代の波に飲まれた哀れなおじさんという印象。