ジャノス・スリントさんをご存知だろうか。
そう、シティウォッチ総帥にしてネッドスタークを裏切り、サーセイに貴族にしてもらったと思ったら今度は壁送りにされ、最期にはジョン・スノウに処刑される激動の人生を送るあのおっさん。
視聴者のほとんどは彼が嫌いじゃなかろうか。というか好きな人いるの?
おおよそ褒める所が無い彼だが学べるところもあるはず!
ジャノス・スリントさんの軌跡
まずはさらっとジャノスさん激動の人生を振り返り
シティウォッチ総帥として、王の手エダード・スタークの味方についたフリをして裏切る
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その功績により貴族にしてもらい小評議会のメンバーにも抜擢
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王都の犬と化したジャノスさん、落とし子を殲滅
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うひょひょー!人生楽勝だぜ!と喜ぶジャノスさんだったが、後任の王の手ティリオンにより壁送りに
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アリザーの腰巾着として静かに過ごしつつ、野人が襲来した時には部屋の隅に隠れて静かに過ごす
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突然ナイツウォッチ総帥ジョン・スノウに楯突く(キレる中年)
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必死に謝るも後の祭り、ジャノスさんお亡くなりに・・・。
なにが学べるんだよこの腰巾着おじさんから
結論付けるのはまだ早い。
冷静にジャノスさんの行動を見つめ直してください。彼は徹頭徹尾長いものに巻かれる男。そう、処世術が上手いのである。
基本的に彼は権力者に従うだけ。犬です。下僕です。モラルなんてどこへやら、言われるがまま落とし子を殲滅します。
壁送りにされた後も力のありそうなアリザーに付き従う。野人が襲来したら誓約なんてどこへやらさっさと隠れます。
これですよ。長いものに自ら巻かれに行く姿勢、やばくなったらモラルも誓約も悩むことなく投げ捨てる。これがね、むしろすがすがしい。一周回ってかっこいいよ。ジャノスさんも必死に生きてるんだなって。
ただ、そんなジャノスさんも過ちを犯します。
ジョン・スノウに楯突いてしまったこと。ジャノスさんって権力者にはヘコヘコするんだけど、年下には強気なんですよね。で、どうなったかっていうと・・・
ナイツウォッチ総帥ジョン・スノウ&年下の若造ジョン・スノウ
この板挟みになって結局ジョン・スノウにキレちゃうっていう。
それはダメだよジャノスさん・・・。
相手は総帥なんだから従っておこう。
これが最大の過ちでした。R.I.Pジャノスさん。
腰巾着おじさんジャノスから学べることまとめ
・長いものには自ら巻かれに行け
・年下だろうと立場が上ならヘコヘコしとけ
・プライドなんて投げ捨てろ