『eスポーツ』はなぜ日本で流行らなかったのか

「流行らないのか」ではなく「流行らなかったのか」。今後も流行ることはありません。

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e-Sportsとは

エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である。「eSports」「e-Sports」「eスポーツ」等と省略した形で主に使われる。

wikipediaより

つまりゲームで対戦することですね。高額賞金の大会も開かれます。

wikipediaによると1990年代後半から欧米で始まったようです。2017年にはe-Sportsの視聴者は3億8500万人以上もいるようです。すごい。

しかし日本での人気は高いとは言えません。

「e-Sportsが流行らない」という言い方は微妙ですが、ここでは「日本ではゲームの大会は大して盛り上がらない」というニュアンスで使っています。

なぜ日本で流行らなかったのか

なぜかといえば「ゲームは子供がするものという意識が日本では根強いから」です。これ以外に理由は無いので議論の余地も無いんですが、個人的に常々思っていることがあります。それがこちら↓

e-Sportsという名前がダサい

『e-Sports』って名前がダサいわ。

語感とか言葉の響きの話ではなく、その言葉の裏にあるニュアンスみたいなものがダサい。

なんというか『e-Sports』という言葉には、

「ゲームもスポーツなんだよ!体を使うか頭を使うかだけの違いでゲームもスポーツだ!!!俺達はオタクじゃない!!!スポーツ選手だ!!!!!」

みたいなダッセえニュアンスが含まれている気がするんですよ。

いや、オタクだから。まずはそれを認めよう。

オタクであることは今や何も恥ずかしいことではありません。むしろ熱中できるモノがあるということなので誇っていいことだと思います。

ダセえのはそれを認めようとせずスポーツだなんだとゴチャゴチャ言っていることです。

ハゲ散らかしたおっさんと同じ不快感

この気持ち悪さって何かと似ているなと常々思っていたんですが、ハゲ散らかしたおっさんと同じです。ハゲてること自体は何も不快でもないし気持ち悪くもありません。

問題なのはハゲであることを認めようとせずみっともなく伸ばして散らかしていること。

いや、ハゲを認めろ。短く切れ。みっともないぞ。

開き直れ

オタクであることを認めようともせずスポーツだなんだとのたまうのは、ハゲ散らかしたおっさんと同じなのでやめましょう。

『e-Sports』だとかカッコつけてないで開き直ったほうが良いんじゃないでしょうか。

「オタクゲーマー達の争い」とか「オタク一武道会」とか。

『e-Sportsの大会が開かれる~』と聞いて、ゲームに興味の無い人が大会を見たらどう感じるでしょうか。

「はぁ?!ただのオタクの集まりやんけ!!!!!なにがスポーツじゃ!!!!!」

絶対にこうなります。

なまじ「スポーツ」とか言っちゃってる分、変にハードルが上がってます。

もしこれが「オタクゲーマー達の争い」だったら・・・?

「お!ほんとにオタクがいるやんけ!!なにこれ!ゲームの大会??面白そう!」

こうなります。一般人も興味を持ってくれます。大成功です。

備考

一部では「日本の法律でゲームの大会に高額賞金を出せないから~ナントカカントカ」とか言ってたのを見たことがありますが、そんなものはどうとでもなります。

どうともしないのは、日本ではそこまでするほどe-Sportsは人気が無く儲からないからです。

まずは『e-Sports』などと言ってカッコつけるのをやめましょう。